平成25年度 椋神社例大祭「龍勢祭」

2013年10月13日

この日、埼玉県秩父市吉田にて、椋神社例大祭「龍勢祭(りゅうせいまつり)」が今年も開催されました。

アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」で描かれるロケット花火。
これはこの「龍勢」がモデルになっています。
anohanaryusei.jpg
※一部作品の画像を比較研究目的のために引用しております。
※作品の著作権(画像も含む)は「(c)ANOHANA PROJECT」に全て帰属します。



今年の龍勢祭はとにかく天気が良かったです。
DSC_5419[1]
快晴も超快晴。雲一つ無く空が青く澄み渡っていました。

祭り開始前、龍勢保存会本部前にて龍勢師の皆さんが集まってミーティングをしていました。
DSC_5369[1]

その後、龍勢置き場にて今年の祭りの無事を祈願しました。
DSC_5390[1]
この時は全流派の龍勢師が勢揃いです。
圧巻の風景です。

なんと!?めんまが奉納されています(笑)
DSC_5797[1]

流派の旗が勇ましくはためいています。
DSC_5381[1]


龍勢祭が始まると、各流派の龍勢師達がそれぞれ製造した龍勢を龍勢櫓(龍勢発射台)に運んでいきます。
(記事の作成上まとめさせていただきました。本来は各流派はそれぞれ決まった時間に龍勢を運びます)

笑和雲流
DSC_5418[1]

城峯瑞雲流
DSC_5426[1]

櫻龍会
DSC_5436[1]

舞天流
DSC_5521[1]

上蹴翔舞流
DSC_5710[1]

翼天飛流
DSC_5741[1]

巻雲流
DSC_6397[1]

浅間雲流
DSC_6498[1]


口上櫓(こうじょうやぐら)の様子です。
この櫓の上で各流派の口上が披露されます。
(こちらもまとめて紹介させていただきます。)

笑和雲流
DSC_5479[1]
中学生による口上と太鼓です! すごい上手いですよ!

城峯瑞雲流
DSC_5528[1]
こちらも中学生の男の子が口上をしています。大迫力の口上でした!

櫻龍会
DSC_5556[1]

武甲雲流
DSC_5614[1]

舞天流
DSC_5652[1]
笛の披露をされました。そして、口上です。
DSC_5655[1]

美峰雲流
DSC_5730[1]

上蹴翔舞流
DSC_5784[1]

日の本流
DSC_6027[1]

光和雲流
DSC_6057[1]

愛火雲流
DSC_6500[1]

浅間雲流
DSC_6517[1]

貴源雲流
DSC_6570[1]

開祖昇雲流
DSC_6576[1]

「口上」は口上櫓だけではなく、実は龍勢櫓の上でも行われています。
DSC_6374[1]
「龍勢櫓での口上→口上が終わると口上櫓に「のさ」を振って合図を送る→口上櫓での口上が始まる」
という流れです。

桟敷席(さじきせき)は今年も多くの人で溢れていました。
sajikiseki.jpg
ご馳走を食べながら、お酒を飲みながら、とても賑やかで楽しそうです(^^)


ここからはド迫力の龍勢の打ち上げを紹介!

城峯瑞雲流
DSC_5543[1]

櫻龍会
DSC_5577[1] ouryukai

ouryukairyusei.jpg

舞天流
DSC_5667[1] maiten

DSC_5685 maiten

DSC_5689[1] maiten
なんと、風の流れに乗って龍勢櫓に帰ってきました(゚∀゚)

翼天飛流
DSC_5814[1]

yokuten.jpg

DSC_5836a.jpg
お見事!!

翼天飛流派は2年前の龍勢祭にて初となる「超平和バスターズ龍勢」を製造し、見事打ち上げた流派ですが、
なんと!その時に使用した「あの花落下傘」を今回の龍勢祭で打ち上げていたそうです!
DSC_5868[1]
打ち上げが終わり、回収したばかりの落下傘を広げて見せてくれました。
もう感動しまくりです!! 言葉が出ません。
翼天飛流の皆さん、ありがとうございました!

開進流
DSC_5938 kaisin

与五郎流
DSC_6352[1]yogorou

巻雲流
DSC_6427[1]kenun

DSC_6431akenun.jpg

青雲流
DSC_6454[1] seiun

見事打ち上げが成功し、喜びを分かちあう龍勢師の皆さん。
DSC_6467[1] seiun
この日のために一年をかけて苦労して龍勢を作ります。
それが天高く打ち上がり、大空に見事大輪の花を咲かせたら…
その喜びと達成感の大きさは想像がつきません。

日の本流
DSC_6535a hinomoto

見事成功し、口上櫓の上は歓喜喝采!!
DSC_6557[1] hinomoto

もちろん、龍勢サポーターズも打ち上げを見守っていました(笑)
DSC_6680[1]


最後に、今年の「超平和バスターズ龍勢」を紹介します!
製造流派は「櫻龍会(おうりゅうかい)」です。
DSC_6043[1]

超平和バスターズ龍勢が龍勢櫓に運ばれます。
DSC_5987[1]

口上櫓の上にはたくさんの「超平和バスターズ」の旗が!
DSC_6160[1]

吉田龍勢保存会会長からの挨拶
DSC_6097[1]

今回、超平和バスターズ龍勢のスペシャルゲストとして来て下さったのは
 長井 龍雪さん(監督)
 茅野 愛衣さん(めんま役)
 近藤 孝行さん(ぽっぽ役)
です!
DSC_6107[1] gest

口上櫓の周りはあの花ファンで埋め尽くされています!
DSC_6078[1]

超平和バスターズ龍勢の口上を披露してくださった近藤さん
DSC_6181[1]
さすが声優さん! 上手い!! かっこいいです!

口上の書いてあるプリントにはびっしりとメモ書きがされていました。
DSC_6184koujyou.jpg

そして、口上が終わり、超平和バスターズ龍勢は打ち上がりました。

しかし…

超平和バスターズ龍勢は、空高く打ち上がるも、大空に落下傘の花を開くことはできませんでした。

願わくば、来年、また超平和バスターズ龍勢が打ち上がり、多くの観客にその凄さ、素晴らしさ、感動を与えることができたらと思います。
DSC_6644[1]
奇跡を起こせ!!


以上、平成25年度秩父吉田龍勢祭でした。

<関連サイト>
 ・吉田龍勢保存会ホームページ
 ・吉田龍勢保存会のブログ

※この記事で使用されている画像は一部を除き全て「吉田龍勢保存会」に帰属します。
※声優及びアニメスタッフの画像についてはアニプレックス様より掲載の許可をいただいております。
※画像の無断転載・無断使用・複製の一切を禁じます。

スポンサーサイト

龍勢見学会&めんま誕生日会イベントin龍勢会館

2013年9月15日の日曜日

この日、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の舞台である埼玉県秩父市の各所にて
「めんま誕生日会イベント」が開催されました。
(※実際のめんまの誕生日は9/18という設定です。)

この記事では、龍勢(りゅうせい)の町、秩父市吉田町の「龍勢会館」にて行われた「めんま誕生日会イベント」を
紹介したいと思います。

龍勢会館
IMG_0489a.jpg
龍勢や「秩父事件」に関する展示、資料などを見ることができます。「あの花コーナー」スペースもあり、
あの花関連グッズの販売もおこなっております。

龍勢
DSC_4499a.jpg
これは「龍勢祭」の様子です。
とにかく大迫力です。一見の価値大いにあります!
龍勢のブログもあります。→吉田龍勢保存会のブログ


誕生日イベント当日の朝は、不運にも台風接近にともなう大雨!
秩父では大雨洪水警報が発令されていたとのこと。

しかし、イベントが始まる頃になると…

晴れた!!
DSC_1362[1]
奇跡が起きた!(>∀<)
ってなわけで、予定通りにイベントがスタートすることができました(^^)

さてさて、気になるイベントの内容ですが…
「せっかく龍勢会館で行うイベントなのだから、ただケーキを出して祝うだけじゃもったいない。」
「何かここでしかできないことをしよう。」

ってことで、

イベントその1:「龍勢会館見学」
DSC_1357[1][1]
龍勢会館のスタッフさんよる龍勢の話やスライド上映を見ながら、龍勢の歴史や製造について知ることができました。

イベントその2:「龍勢製造作業の見学&体験」
DSC_1372a.jpg
見学させていただいたのは、なんと、今年の龍勢祭の「超平和バスターズ龍勢」を製造してくださる流派
「櫻龍会(おうりゅうかい)」さんです。
櫻龍会の棟梁さんが直々に、丁寧に龍勢のお話をしてくださいました。
見学の皆さんも興味深々で話を聞かれている様子。
また、今年打ち上げられる「超平和バスターズ龍勢」も間近で見ることができました(^^)

作業場の中では、「たが掛け」と呼ばれる作業がおこなわれていました。
DSC_1426[1][1]
竹で作った輪っか「たが」を筒に叩きながら掛けていきます。
龍勢師の皆さんが息を合わせながら木槌をふるっています。

「たが」を作っている様子。
DSC_1398[1]
棟梁さんはササッと作っているように見えますが、実際はとても難しいです(汗
たが作り体験をされた方々、うまく作ることができたでしょうか?(^_^;)

めんまもたが掛け体験していました(笑)
DSC_1447a[1]
あ、この方は吉田龍勢保存会公認の「龍勢めんま」こと「ゆうたん」さんです。
今回のイベントに花を添えてくれています(^^)

龍勢保存会の方からも龍勢の話を聞くことができました。
DSC_1437[1]

この後、「椋神社(むくじんじゃ)」と「龍勢櫓(龍勢発射台)」の見学に行きました。
発射台の前ではめんまの撮影会も行われました(笑)
DSC_1461[1]


そして、再び龍勢会館に戻りまして

イベントその3:「めんま誕生日会イベント」
DSC_1514[1]
龍勢会館の中庭をお借りして、めんま誕生日会の始まり始まり~。

会場BGMもバッチリ!
DSC_1694[1]
DJ給食当番さんのナイスな選曲で会場の空気は「あの花仕様」となりました♪

会場にはちびめんまも!
DSC_1586[1]
あちゃー、めんまの旗がめくれてしまった(^_^;)

誕生日会in龍勢会館恒例、ジャンケン大会
DSC_1522[1]

勝者には、ちょっとそんじょそこらでは手に入らないレアな景品が!(>∀<)
ちょっとだけ紹介しますと…

あの花仕様龍勢祭ポスター(昨年版)
DSC_1567a.jpg

なんと!今年の「超平和バスターズ龍勢」の落下傘に描かれた絵の原板もプレゼント!
DSC_1610_873.jpg
デカい! めんま巨人か(笑)

ジャンケン大会が終わって、いよいよ誕生日ケーキの登場!
DSC_1642_864[1]
おお!龍勢ポスターの絵が描かれてる!!すげぇ!(>∀<)

めんま&ちびめんまwithめんま誕生日ケーキ
DSC_1643_866[1]

くじ引きで見事「めんまに花を渡す権利」をGETした参加者から、めんまへ花束の贈呈
DSC_1657[1]
良いシーンだ(^^)

ケーキは切り分けられ、参加者全員に振る舞われました。
DSC_1673[1]

ぽっぽがぽっぽを食べるの図
DSC_1679[1][1]
今や有名となっているぽっぽレイヤーさんです(笑)
顔出しOKらしいですが、分かる人には分かる程度に一応ちょこっとだけ隠しますね(笑)

めんまたちもケーキをモグモグ♪
DSC_1691_867[1]
可愛い~(´∀`)

こうして、無事、イベントは終了しました(^^)
DSC_1712[1]


イベント開始間際まで大雨だったにもかかわらず、今回のイベントには約45名もの方々が参加してくださったそうです(驚)
なんと、遠くは北海道から来られたという方も!
イベントを通して龍勢に興味を持ってくださった方も多くいらっしゃるようです。

龍勢会館のスタッフさん、櫻龍会の皆さん、企画実行の皆さん、参加された皆さん、
本当にお疲れ様でした。
そして、とても楽しいひと時をありがとうございました!

以上、「めんま誕生日会イベントin龍勢会館」でした。

※この記事に掲載されている全ての画像の無断使用、無断転載等を固くお断りします。
※顏が出ている画像については、承諾をいただいた上で掲載しております。

愛火雲流製造「超平和バスターズ龍勢」のできるまで(その3)

今回は「たが掛け(たががけ)」という作業を紹介します。

簡単に説明しますと、前回の「超平和バスターズ龍勢のできるまで」の記事で紹介しました「筒」に、
竹で作った縄をはめていきます。

こんな感じ↓
DSC_3813a.jpg

この「たが掛け」という作業
もちろん大変です!

まず、筒にかけるタガはきつすぎても緩すぎてもだめです。
「丁度良い大きさ」のタガを作るのが最初の難関です。
DSC_3795a.jpg
流派の方は手際良く何個ものタガを作り、筒にはめてみて、その中からちょうど良いサイズのタガを探していきます。

丁度良いサイズのタガを作れたら、さっそく筒にはめていきます↓
DSC_3792a.jpg

DSC_3852a.jpg
タガが筒にしっかりはまるように、息を合わせて両サイドから均等にバランスよく打ち込んでいきます。

一人では龍勢は作れません。
人がたくさんいても龍勢は作れません。
龍勢は、みんなが力と呼吸を合わせないと作れないのです。
そして、
それがかっこいいのです!

ちょうどこの日は、愛火雲流さんのご好意により一般の方への作業の見学会も行われました。
DSC_3867a.jpg
今や時の人となった(?w)愛火雲流の棟梁自ら、見学にきた方々に気さくに丁寧に作業の説明をしたり質問に答えたりしてくれました(^^)
棟梁さん、お忙しい中本当にありがとうございました!
見学された方々も楽しまれ、とても満足されていた様子でした。

このように、外部の人間が伝統や歴史に触れあうことができる場を作ってくださるというのはとても嬉しいことであり、とても貴重な機会だと思います。
伝統の重さや神聖さの維持のため全てを一般の目にさらすとういうのは難しいと思いますが、こうした企画によ
り、祭りやその地域を愛するファンが一人でも多く増えたら嬉しいです(^^)

「朝比奈大龍勢」を見てきました!

10月20日の土曜日、僕は静岡県藤枝市にいました。

なぜそこに?

ここでは、二年に一度「朝比奈大龍勢」という龍勢祭が行われているのです!!
DSC_5047.jpg

朝比奈大龍勢の祭り会場は道の駅「玉露の里」付近なのですが、いやはや、大勢の観客でとてもにぎわっておりました
DSC_5134a.jpg

僕にとっては「龍勢」といえば埼玉県秩父吉田町の「龍勢祭」なわけですが、龍勢が打ち上げられているのはここだけではなく、静岡県ではこの「朝比奈大龍勢」と「草薙龍勢」の2つの龍勢祭が行われているそうです。


朝比奈大龍勢と秩父の龍勢祭。
「龍勢を打ち上げる」という点は同じですが、しかし、異なる部分がいっぱいあります。
少し紹介しますと…

まずは打ち上げ時間。
秩父では一本目~ラストが8:40~16:40と明るいうちに打ち上げられますが、
朝比奈大龍勢では一本目が12:00、ラストは20:30です。

つまり

朝比奈大龍勢では夜空に打ち上がる龍勢を見ることができるのです!
(「夜打ち」と呼ばれているそうです)

次に、発射櫓の違い。
朝比奈大龍勢の発射櫓↓
DSC_5078a.jpg
秩父の発射櫓とは一目瞭然、形も大きさも、龍勢のセットの仕方もだいぶ異なります。

そして、発射櫓と観客との距離が「とても近い」です。
DSC_5129a.jpg
「仕掛け」が観客の目の前で開きます(>∀<)
いや、あまりの近さに最初は驚きました(^_^;

他にも口上の言い回しの違い、龍勢の構造の違い、秩父では製造しているグループを「流派」と呼びますが朝比奈大龍勢では「~連」と呼ばれていること、などなど。
あ、朝比奈の方では龍勢が破裂すると「ドン」「ドン」と音がなります。
朝比奈大龍勢の方はいわゆる「花火」に少し近いですね。

もちろん朝比奈にも「口上櫓」があります↓
DSC_5138a.jpg

朝比奈大龍勢の打ち上げの様子↓
DSC_5108b.jpg

地元(かな?)の少年達が龍勢を「龍」と呼んでいて、龍勢が打ち上がると「あの龍はいいね。」「今年の龍はよく上がってるよな」と話してたのがとても印象的でした。

子どもの頃からこうやって龍勢を見て、聞いて、感じて、成長していつか龍勢を作る日が来て…

文化や歴史を大切に保存し守っている人々
それを受け継ぎ担う若い人々

龍勢祭を見ていると、そういった多くの人々の”つながり”の尊さを感じさせてくれます。


最後に、撮影が難しくてほとんど撮れなかったのですが(汗、夜に打ちあがった龍勢を一枚↓
DSC_5145a.jpg
次からは花火撮影と同じように三脚とレリーズを準備しなきゃだな(汗

祭りの最後にはで~~~っかい花火やスターマインが上げられて、派手に賑やかに祭が終わりました(^^)

また二年後の朝比奈大龍勢が楽しみです♪

愛火雲流製造「超平和バスターズ龍勢」のできるまで(その2)

今回は龍勢の心臓部、「筒」の制作過程を紹介~。

まずは二つに割られた木の外側を丹念に削ってゆきます。
DSC_3333b.jpg

DSC_3330b.jpg
何度も何度も機械に通して削ります。

削った二つの木を合わせてズレが無いか慎重に計っていきます。
DSC_3373b.jpg
ここで双方の木がぴったり合わなかったりすると、また機械に通して削ります。

二つの木がきれいに合わさるようになったら円を書き込みます。
DSC_3452b.jpg

少しでも狂うと後の火薬詰め作業に大きく影響するどころか、即、龍勢打ち上げの失敗につながります。
かなり精密に計っておられました。
DSC_3417b.jpg

こうして慎重かつ細かい作業を繰り返すことにより、木の内側に火薬を入れる部分、つまり、彫る部分がマーキングされます。
DSC_3405b.jpg

マーキングされた木を龍勢師の手により一斉に掘っていきます。
DSC_3486b.jpg


以上、今回紹介しました作業は読んで字の如く「筒彫り」と呼ばれています。
次回に続く!
NEXT≫
プロフィール

しん

Author:しん
アニメと音楽とカメラと車をこよなく愛しています。

Twitter ID:@626shin

Flickr

注  意
当ブログにて掲載されている全ての画像は無断使用・無断転載・無断配布を固くお断りします。
最新記事
カテゴリ
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QR